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2009年12月26日

アディポネクチンを増やす食品から作った分泌促進剤について

アディポネクチンを増やす働きのある食品を、ある一定の量の組合せで配合して摂取することにより、分泌を促進させることができるのだそうです。

注目した食品は、酵母と米胚芽油、そしてショウガの仲間であるうこんです。

酵母には、エルゴステロールという成分が含まれています。キノコ類などの真菌類の細胞膜の構成成分で、アディポネクチンの分泌促進作用があるそうです。特にビール酵母がその働きに優れているそうです。

米の胚芽から抽出する油脂は、ライスブランオイル、あるいは米ぬかオイルとも呼ばれています。
オレイン酸とリノール酸のバランスが良く、抗酸化力も高い。この米胚芽油に含まれているガンマ-オリザノールには、血液中の脂質値を下げる働きがあります。

最近健康にいいと注目されているうこんには、ピネンという成分が含まれており、脂肪の燃焼に有効な成分です。また、抗酸化作用のあるアントシアニン(ポリフェノールの一種)が含まれており、ダイエットにも有効です。ポリフェノールは植物の色素成分なので、色の濃いもののほうが、より多く成分を含んでいるため、最も濃色である黒うこんが効果に優れています。


被験者による研究データでは、1日 2回(朝・夜)の食前に、アディポネクチンの分泌促進剤として、ビール酵母100mg、米胚芽油75mg、黒うこん75mgが含まれたものを摂取。
10日後と30日後の変化を観察しています。
その結果、血中アディポネクチン値の増加がみられたそうです。

同時に、中性脂肪値や白色脂肪率が低下したことや、悪玉コレステロールの酸化が抑えられるなどの効果も高い確率でみられたとか。


こうした研究からサプリメントも作られています。
日々の生活習慣改善に取り組みながら、アディポネクチンの分泌を促進させるサプリメントを摂ってみるのもいいかもしれません。





2009年09月28日

アディポネクチンで若返りとダイエット 目次です。

アディポネクチンを増やす生活で、健康に長生きしましょう。
以下、カテゴリーごとに記事をリストアップしましたので、ごゆっくりお読みください。


善玉ホルモンとは何か、また、メタボリックシンドロームとの相関性などについて基本的な情報をまとめたカテゴリーが、「アディポネクチンとは?」です。

アディポネクチンについての説明

メタボリックシンドローム対策に

レプチンとの関係

アディポネクチンが減っているのはこんな人


アディポネクチンと内臓脂肪」のカテゴリーは、この大事なホルモンと、生活習慣病の元凶である内臓脂肪を関連付けた記事のグループとなっています。

内臓脂肪で作られる善玉ホルモン

内臓脂肪が作る悪玉ホルモン

太った高校生はアディポネクチンが低くて中高年と同様のリスク?


アディポネクチンを増やす方法」では、食べ物や運動など、日常生活の中で善玉ホルモンを増やすにはどうしたらいいのかをまとめました。

■アディポネクチンを増やす食べ物について。

最強の食品は大豆・大豆製品

黒豆の色素成分

杜仲茶

アロエ

トマト(リコピン)

その他アディポネクチンを増やす食品


■アディポネクチンと似た働きをする食べ物について。

オスモチンとは?

アディポネクチンと似た働きをする食品


■日常生活で気をつけたいこと。

アディポネクチンを増やし健康寿命を伸ばす10の生活習慣

タバコが悪影響する理由
若い喫煙者はアディポネクチン値が低く生活習慣病になりやすい

若返りダイエットの為のお酒の飲み方


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2009年08月04日

トマトの色素成分がアディポネクチンを増やします

トマトには、アディポネクチンと似た働きをするオスモチンという物質が含まれていますが、さらに、もうひとつ、善玉ホルモンを増やす働きが確認されました。
それは、色素成分のリコピンの摂取で、血中アディポネクチン量が増えるということです。

糖尿病・肥満マウスを用いた4週間の実験で、リコピンを含むえさを与えたマウスの血中アディポネクチン濃度が有意に上昇したことが確認されたのです。
リコピンは、脂肪細胞中に蓄積することで善玉ホルモンの分泌を促すようです。

この実験は、カゴメと北海道大学の共同研究によるもので、リコピンがアディポネクチンを増やす作用がメタボリックシンドロームの予防に役立つことを示唆しています。

また、リコピンは、老化の元凶である活性酸素を消去する力が大変強い成分で、抗酸化力はビタミンEの100倍もあるそうです。

リコピンは、トマトの色素に含まれています。
そのため、より赤い色の濃いトマトに多く含まれています。
7月〜9月が旬ですから、特に夏には旬の美味しいトマトを沢山食べたいものですね。

ちなみに、熟したトマトはポリ袋に入れて口を閉め、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
熟し足りない時は、まず常温に置いて熟させてから冷蔵庫へ。

カゴメは、ジュース専用トマトのブランド「凛々子」を使ってトマトジュースを作っています。「凛々子」は真っ赤なトマトで、リコピンを多く含んでいます。
リコピンが多いということは、アディポネクチンを増やす効果が高いということですね。

旬の間だけの、「凛々子」の新物トマトジュースが期間限定で発売されます。
国産の契約農家で作った7月〜9月のトマトだけを水を1滴も使わずに絞ったジュースだそうです。
栄養満点で美味しそうですね!

2009年07月17日

アディポネクチンを増やし健康寿命を伸ばす10の生活習慣

健康で長生きの人=アディポネクチンが多い人には、ある種の共通項があります。
大雑把にまとめると、「節制」「適度な運動」「前向きな考え方」の3つ。

「節制」というのは、主にカロリーコントロールとお酒を飲みすぎないこと。
アディポネクチンは、太った脂肪細胞からは分泌されにくいという特徴がありますから、肥満やメタボなお腹はよくありません。
食生活には充分注意する必要があります。

「適度な運動」も肥満を防ぎます。また、筋肉を強くしてくれます。
運動は、定期的、かつ継続的にするということが重要なので、簡単で、毎日の生活に取り入れやすい運動がお勧めです。たとえばウォーキングなど。

「前向きな考え方」は、脳を活性化し、眠っている長寿遺伝子を呼び覚まします。
趣味に没頭したり、自分なりの目標にチャレンジしたりして、脳に刺激を与え続けると若々しくいられるのです。


これらの長寿によい事柄に、老化を防止する抗酸化に関する事柄を加えた生活習慣が雑誌に掲載されていました。以下の10項目です。

    (健康寿命を延ばす10の生活習慣)
  1. 食事は1日3回、朝食を抜かない。

  2. 魚を積極的に食べる。

  3. 「ベジフル7」(野菜5皿と果物2皿)

  4. 抗酸化物質を取り入れる。

  5. お酒を飲むならワイン。

  6. 腹七分目でカロリー制限。

  7. 定期的、継続的に体を動かす。

  8. 情報をアウトプットする。

  9. ストレスは毎日解消する。

  10. 今日の自分を記録する。

(週刊ダイヤモンド 2008 9/20号より)

10の生活習慣でアディポネクチンを増やして若々しく人生を楽しみましょう。

2009年03月21日

その他アディポネクチンを増やす食品

これまでいくつかアディポネクチンを増やすのによい食品を紹介してきましたが、他にもいくつか善玉ホルモン増加に貢献する食品があります。

まず、筆頭はマグネシウムです。
アメリカで発表のあった栄養調査に、マグネシウムを普段からよく食事で摂取している人たちは、血中アディポネクチンの値が高いというレポートがありました。

マグネシウムは、インスリンの効きをよくして、血糖値を適正にコントロールする手助けをしてくれます。

マグネシウムを食事から摂るためにはどんな食品を食べればいいのでしょうか?
アマランサス、緑黄色野菜、ゴマ、アーモンド、大豆などにマグネシウムは豊富に含まれています。

そして、マグネシウムと一緒にぜひ摂取したいのが食物繊維です。

アメリカでの栄養調査で、オールブランなどの食物繊維豊富なシリアルを食べている人は、血中アディポネクチン量が多かったそうです。

食物繊維はアディポネクチン量を増やすほか、がん予防の働きもあるので、毎日しっかり摂りたい成分です。
食物繊維のダイエット効果は周知の通りですね。

さて、このマグネシウムと食物繊維を両方豊富に含んでいるのが海藻類です。
カロリーも低いですし、ミネラル分も多いですから、毎日必ず食べたい食品のひとつです。
特にひじきがおすすめです。

もうひとつ、アディポネクチンを増やす食品が青魚です。
青魚に豊富に含まれるEPAがアディポネクチンの分泌を増やすことが日本肥満学会から発表されています。
EPAをしっかり摂取したいなら、新鮮な青魚を食べましょう。
EPAは脂肪に含まれる成分なので、油が落ちてしまう焼き魚よりも、煮汁も一緒に食べられる煮魚のほうがおすすめです。

2009年01月15日

アディポネクチンとは?-脂肪細胞は脂肪を貯めるだけじゃない

糖尿病等の生活習慣病を予防する物質として注目されているアディポネクチンとは何なのでしょうか?

長い間、脂肪細胞は余分なエネルギーを貯めるだけの場所と考えられていました。
ところが、近年の研究で、なにか物質を分泌しているらしいことが判明しました。
分泌される物質は、アディポサイトカインと呼ばれます。

アディポは脂肪、サイトカインは生理活性物質を意味しています。
脂肪細胞から分泌され、わたしたちの身体の代謝に深く関係する物質です。

多種分泌されているアディポサイトカインのうち、特に最近重要視されているものが、善玉ホルモン1つと悪玉ホルモンが3つです。

この4つのホルモンが、若返りやメタボリックシンドロームのカギを握る存在として注目されているのです。

その中でもたったひとつの善玉ホルモンがアディポネクチンです。
アディポネクチンは、奇跡のホルモンと呼ばれることもあり、主な働きは血管内のなんでも修理やさんとでもいうべき機能です。
血管内に異常が発生すると、アディポネクチンが出動し、悪いところを修復してくれるのです。

それとは逆の脂肪細胞が分泌する悪玉ホルモンのうち特に注目されているのが、PAI-1、TNF-α、アンジオテンシノーゲンの3つです。
PAI-1は、血栓をつくる悪玉ホルモン。
TNF-αは、インスリンの働きを鈍らせて、血糖値を上げてしまい、糖尿病をもひきおこします。
アンジオテンシノーゲンは、血圧を上げる働きがあります。

脂肪細胞が正常な状態にあるとき、善玉と悪玉のホルモンはバランスがとれた状態に保たれていますが、善玉ホルモンのアディポネクチンは、内臓脂肪が増えると同時に減ってしまうことがわかっています。

反対に、悪玉ホルモンは増加することもわかりました。

内臓脂肪型の肥満などにより、アディポサイトカインのバランスが崩れて、アディポネクチンが減少、悪玉ホルモンが増加すると、生活習慣病になったり、動脈硬化や心筋梗塞を招く危険性が高まるのです。
posted by adipo at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アディポネクチンとは | 更新情報をチェックする

2008年04月05日

オスモチンとは?

ダイエットと若返りの善玉ホルモン、アディポネクチンと同じような効果が期待できる、成分として、オスモチンを摂取するといいといわれていますが、そもそも、オスモチンとは何でしょうか?

オスモチンは、植物由来のたんぱく質です。本来は、植物が害虫から身を守るために持っている物質です。そのため、野菜や果物を食べた時に、一部吸収されたオスモチンが、食物アレルギーの原因になることもわかっています。

食物アレルギーのもとなるにも関わらず、注目されているのは、野菜や果物を日常的に食べている人がメタボリックシンドロームや血管の病気になりにくいからなんです。

オスモチンは、その立体構造がわたしたちのカラダにあるアディポネクチンととても似ているため、アディポネクチン受容体アゴニスト(アゴニストとは、生体内の受容体にはたらきかけて、生体内のホルモンなどと同様の機能を示す物質のことをいいます。)として期待されています。アディポネクチンと同じ鍵穴にぴったりはまるっていう感じでしょうか。

しかも、野菜や果物などの植物を食べると、オスモチンが摂取できるのですが、消化・分解されずに吸収されるので、ちゃんと身体の中で利用ができるというわけです。
アディポネクチンが不足している人が食べたり飲んだりすることで取り入れることが可能なところが注目なのです。

さて、アディポネクチンの受容体という鍵穴にぴったり収まったオスモチンは、どんな働きをするかといいますと、糖・脂質代謝に重要なAMPキナーゼを活性化します。
AMPキナーゼが活性化すると、エンジンが加速して糖や脂肪の代謝が高まります。

また、オスモチンには、血糖値を下げる働きがあることもわかっています。

つまり、オスモチンを多く含むものを日常からよく食べるということが生活習慣病の予防や改善に期待できるということです。

オスモチンが多く含まれる食品は、りんご、さくらんぼ、ぶどう、キウイ、トマト、ピーマン、とうもろこし、ポテトなどです。
ごく普通に八百屋さんで買えるような身近な野菜や果物ばかりですね。
今日から野菜や果物をたくさん食べてオスモチンを摂り、メタボを撃退しましょう!

2008年04月01日

アディポネクチンと似た働きをする食品を食べる

善玉ホルモンアディポネクチンを増やす働きのある食品の他に、アディポネクチンと似た働きをする成分を摂取する事も有効です。

オスモチンという成分がアディポネクチンと同様の働きをすることがわかっています。
同様の働きをするたんぱくの、動物バージョンがアディポネクチン、植物バージョンがオスモチンといったところでしょうか。

オスモチンは、植物たんぱくの一部で、植物が害虫から身を守るために必要な物質です。その構造がアディポネクチンとよく似ており、肝臓や筋肉で同様の効果を発揮します。
消化分解されにくい成分のため、食べ物から摂取すると、そのままの形で吸収されてアディポネクチンの代わりを果たしてくれることが期待できます。

マウスの細胞を使った実験では、脂肪や糖のエネルギー代謝に関わる酵素の活性が3倍になったそうです。この実験では、オスモチンのほうがアディポネクチンよりも効果が高かったのです。

では、どんな食べ物に含まれるのでしょうか。
オスモチンを摂取するには、りんご、さくらんぼ、キウイ、とうもろこし、トマト、ピーマンなどを食べましょう。じゃが芋にも多く含まれるようです。
とても身近な野菜や果物に含まれているので、毎日食べることも難しくなさそうですね。

オスモチンは、食物アレルギーの原因となることもわかっていますが、野菜や果物をよく食べる人がメタボリックシンドロームになりにくいということがオスモチンに関係があると注目されているのです。
タグ:オスモチン

善玉ホルモン、アディポネクチンは、脂肪細胞でつくられる物質のひとつ。

普通体型の人には豊富にあるけれど、太った人にはあまりない。

内臓脂肪が増えると、相対的に減ってしまうからです。

内臓脂肪を増やさないような、生活習慣が、悪玉ホルモンを減らし、アディポネクチンを元気に働かせることになり、健康と長寿のもとになるのです。